よくある質問をまとめました
- コルゲートパイプを並列設置する場合の最小間隔は?
- コルゲートパイプを並列設置する場合は、中間の埋戻し土砂を締固めるため、少なくとも下図に示した間隔をとる必要がある。
【円形】
直径 φ1000(㎜)以下:最小間隔P 0.5(m)
直径 φ1000~φ2000(㎜):最小間隔P 0.5D(m)
直径 φ2000~φ4500(㎜):最小間隔P 1.0(m)
【パイプアーチ形】
最小間隔P=1.0m
【アーチ形】
最小間隔P=1.0m
- コルゲートパイプの最小土被りは?
- 最小土被りは基本0.6m。(詳細はコルゲートメタルカルバート・マニュアルの板厚表による)
- コルゲートパイプに関する設計基準・指針は?
- コルゲートメタルカルバート・マニュアル 地盤工学会発行
- ライナープレートの表面処理は?
- ライナープレートは、一般に黒皮品が多く用いられるが、用途に応じて溶融亜鉛めっきを施す。溶融亜鉛めっきの仕様を下記に示す。
溶融亜鉛めっき ライナープレート JIS H 8641 2種 HDZ45(付着量両面 900g/㎡) なお、表面処理とライナープレートの用途との関係は、一般に以下のとおりである。
亜鉛めっき ………集水井用、トンネル履工用
黒 皮 ………深礎工用、推進工用
- ライナープレートに関する設計基準・指針は?
-
1.深礎工、その他の立坑関係
(1)設計要領第二集 日本道路公団
(2)道路橋示方書・同解説 日本道路協会
(3)ライナープレート設計・施工マニュアル コルゲート・ライナー技術協会
2.集水井、排水トンネル関係
(1)河川砂防技術基準(案)(設計編(Ⅱ)) 建設省河川局
(2)治山技術基準・同解説(地すべり防止編) 林野庁
(3)ライナープレート設計・施工マニュアル コルゲート・ライナー技術協会